「布施なき経は」
昔から、「布施なき経は読むべからず」と言われます。
お経を読んだら、お勤めをしたら、お布施をいただきなさい。と言うことです。
ただガメツイ様に聞こえますが、お経というのは大事なものである。有り難いものである。
そんな大事なお経を読んでお布施をいただけないような事ではいけません。
「有り難うございます」と喜んでお布施を差し出して頂けるようでなければいけませんよ。との新米僧侶への戒めの言葉です。
何の仕事であっても、従事者である以上プロですから、その対価をいただいて当然ですし、支払う側が納得出来るような仕事をしなければなりません。「こんな程度でこんなに支払うの?」と思われたら、その仕事人はプロとして失格と言うことです。次の仕事は依頼されないことでしょう。
その為に日々努力をしなければなりません。
自分の仕事に高度の自覚と誇りと責任を持ってあたりたいものです。