センス
「感覚」、「捉え方」とでもいうのでしょうか。
以前棚経で伺った時に事業をされている方に伺いました。
「同じ業種でも繁盛するところと、それほどでもないところがありますが、何が違ってそうなるのでしょうか。」
その方は即座に「それはセンスの違いです。」と答えられました。
ひとつの物を作り上げていくのに、それぞれの人にそれぞれのセンスがあり、その違いが作品の違いになり、作品の違いが評価の差になり、やがて繁盛の差になって、収入の差にまでなるのでしょうか。
全体的にはそれほどの違いは無いように見えても、細かな部分、どうでもいいような部分のどうでもいいような差異が、何となく違う雰囲気を醸しだします。比べてみれば、「やっぱりこっちが良いか」ということがよくあります。
さらにその方は「センスは大半生まれ持った物ですからどうしょうもないことなのです。」とも言われました。
だったら努力してもどうすることもできないのかというと、「本物を見たり、聞いたり」すれば少しは変わりましょう。とのことでした。
運命的なことです。自分が好きで選んだ職業にそれようのセンスが備わってなかったら、・・・
そういえば、好きで就いた仕事で一生懸命頑張っても大したこと無い場合と、ちんたらしているようでもそつなくこなしている場合とありますね。
ただ好きだけで職業を選んではならない。と聞いたこともあります。確かにその様な感じがします。