「因果応報」
先月号で「父の日」の事を書きました。
その反応(?)がございました。
ある檀家さんからお電話をいただきました。
「急な事で申し訳ないが親父の法事をしていただきたい。」とのこと。
その方の言うことには、市内に住む息子さんから父の日のプレゼントとして好物のお酒が宅配便で送られてきたそうです。それぞれの家族のことや、お礼を言いながらも、「近くに住んでいるのだから来て一緒に呑もうよ」と誘ったそうです。
が、息子さんの返事は、忙しい。その時は外に予定がある。・・・。挙げ句の果てには、「親父もジーサンの年忌でも、寺に塔婆一本あげといてと頼んだだけジャンよ。」と、いうようなことを言ったそうです。
「まさに因果応報です。」としきりに反省してました。
「親族揃ってお参りすべきでした。」とも。
その時も息子さんの姿はありませんでしたが、法事をしたことを報告すると言って帰られました。